あなたの影を抱いて

   作詞・作曲:水越 恵子 / 編曲:小島 良喜

   海風に吹かれ 沖を見つめても
   言葉を探せない
   二人の未来が 重なる時だけ
   そっと祈っていた

    旅立つ朝あの人の
    強い腕の中
    眠るように 生命さえ
    とぎれてもいいと

   あなたの影を抱いて
   幾つ季節過ぎてく
   “待ちます”その背中に
   云える勇気 欲しかった
   会いに行きたい・・・

   青すぎる空に はじけた一言
   今の君のままでいて
   真面目な目をして みつめすぎるから
   風も波も止まる

    同じ海に夕なぎが
    静けさをつれて
    私は又 たおやかな
    心つれ戻す

   あなたの影を抱いて
   つのる想い知る程に
   “好きです”いつの日にか
   そのかたわら 寄りそって
   生きてゆけたら・・・


     
うみかぜにふかれおきをみつめてもことばをさがせない ふたりのみらいがかさなるときだけそっといのっていた たびだつあさあのひとのつよいうでのなか
ねむるようにいのちさえとぎれてもいいと あなたのかげをだいていくつきせつすぎてく まちますそのせなかにいえるゆうきほしかった あいにゆきたい
あおすぎるそらにはじけたひとこといまのきみのままでいて まじめなめをしてみつめすぎるからかぜもなみもとまる
おなじうみにゆうなぎがしずけさをつれて わたしはまたたおやかなこころつれもどす
あなたのかげをだいてつのるおもいしるほどに すきですいつのひにかそのかたわらよりそって いきてゆけたら