蒼い涙

  作詞:高柳 恋/水越 恵子  作曲:水越 恵子

   争いのない国に生まれて
   穏やかに呼吸するたびに
   瓦礫の街で鉛の雨に
   脅える人の哀しみが聞こえる

   憂いなど知らない日々を
   誰もが永遠に願うのに

   蒼い涙 溢れ出して
   立ち尽くしてこの星を濡らしながら
   憎しみ合い傷つけ合う
   その歴史が終わる明日を待つの

   幸せになる自由は誰の
   右手にも握られてるはず
   不安に負けて折れそうな夜
   その手を開きそっと見つめてみて

   まだ知らない宝石みたい
   あなたの微笑みが映るから

   蒼い涙 集めたなら海へ返し
   この星を染めてみせる
   朝になればすぐに消える
   そんな夢を探したいわけじゃない

   愛は時には不確かなもの
   それでも信じてる千年先も

   蒼い涙 溢れ出して
   立ち尽くしてこの星を濡らしながら
   憎しみ合い傷つけ合う
   その歴史が終わる明日を待つの

   蒼い涙 集めたなら海へ返し
   この星を染めてみせる
   人はきっと人のために
   泣ける強さ秘めて生まれたはず



     
あおいなみだ
さくし:たかやなぎ こい/みずこし けいこ  さっきょく:みずこし けいこ
   あらそいのないくににうまれて    おだやかにこきゅうするたびに    がれきのまちでなまりのあめに    おびえるひとのかなしみがきこえる
       うれいなどしらないひびを    だれもがえいえんにねがうのに
       あおいなみだ あふれだして    たちつくしてこのほしをぬらしながら    にくしみあいきずつけあう    そのれきしがおわるあしたをまつの
       しあわせになるじゆうはだれの    みぎてにもにぎられてるはず    ふあんにまけておれそうなよる    そのてをひらきそっとみつめてみて
       まだしらないほうせきみたい    あなたのほほえみがうつるから
       あおいなみだ あつめたならうみへかえし    このほしをそめてみせる    あさになればすぐにきえる    そんなゆめをさがしたいわけじゃない
       あいはときにはふたしかなもの    それでもしんじてるねんさきも
       あおいなみだ あふれだして    たちつくしてこのほしをぬらしながら    にくしみあいきずつけあう    そのれきしがおわるあしたをまつの
       あおいなみだ あつめたならうみへかえし    このほしをそめてみせる    ひとはきっとひとのために    なけるつよさひめてうまれたはず