fantasia

   作詞・作曲:水越 恵子 / 編曲:大谷 幸

   れんげ草つないだの
   首に飾った 遠いあの頃
   すみれ色 暮れだす空
   まだ遊び足りずに いたのに

    私を囲んだ あれがはじめての悲しみ
    いまなら秘そかに 風にさえ乗ってしまえた

   目覚めた夜明け前
   思いがけなく 窓に舞う雪
   ドアの外 果てしない
   白い静けさ 時は止まった

    私を包んだ あれが永遠の安らぎ
    あとから止まない粉雪を 見上げていたの
    私の体は 吸い込まれ空へ舞い立つ


   (Dedicated to Pee-chan)


     
fantasia ふぁんたじあ
れんげそうつないだの くびにかざったとおいあのころ すみれいろくれだすそら まだあそびたりずにいたのに
わたしをかこんだあれがはじめてのかなしみ いまならひそかにかぜにさえのってしまえた
めざめたよあけまえ おもいがけなくまどにまうゆき どあのそとはてしない しろいしずけさときはとまった
わたしをつつんだあれがえいえんのやすらぎ あとからやまないこなゆきをみあげていたの わたしのからだはすいこまれそらへまいたつ