花曇り

   作詞・作曲:水越 恵子 / 編曲:森園 勝敏

   ちぎった手紙 風に舞う
   はかなさだけが残されて
   ほおづえついて 花曇り
   ぼんやり 見てた

   あれこれ忍ぶ情景は
   少しも褪せず

    何故に 二人 魅かれあった
    運命 信じたように
    そっとあなた 通りすぎて
    くれたら よかったのに 芝草の上・・・

   木立の影に 足を止め
   呼びかける声 目を閉じた
   あの日も今日の花曇り
   息さえ出来ず

    何故に 二人 愛しあった
    全てを 忘れたように
    そして 二人 あの日だけは
    哀しみ知らずにいた
    そして 二人 あの日だけは
    哀しみ知らずにいた


                 
ちぎったてがみかぜにまう はかなさだけがのこされて ほおづえついてはなぐもり ぼんやりみてた
あれこれしのぶじょうけいは すこしもあせず
なぜにふたりひかれあった うんめいしんじたように そっとあなたとおりすぎて くれたらよかったのにしばくさのうえ
こだちのかげにあしをとめ よびかけるこえめをとじた あのひもきょうのはなぐもり いきさえできず
なぜにふたりあいしあった すべてをわすれたように そしてふたりあのひだけは かなしみしらずにいた
そしてふたりあのひだけは かなしみしらずにいた