モノクローム

  作詞・作曲:水越 恵子

   また会えるね 時の彼方で
   やわらかい そのまなざしでいつか迎えて

   きっと会えるね 信じて支えにしたい
   私から見える世界はモノクローム

   闇がおおう街 見下ろす部屋で
   ふいに泣いてた ごめんね 会いたくて

   この大海をさ迷う 小舟に揺られているよう
   どうしようもない 想いにふるえる
   愛してくれた分だけ 淋しさを置いてゆくんだね
   呼びかけて そこに居るようでふり向く


   こんな私を 一番叱りたいよね
   その姿探す日々 まだモノクローム

   あなたが生きていたかった今日を
   窓の向こうに 朝はまた連れてくる

   この大海を漂う 小舟を岸につけるのは
   私しかいない 私のために
   愛してくれたあなたの願いを叶えるためにも
   生きること いつもありがとうを言える人で

   生きること あなたと交わした笑顔で



     
ものくろーむ
  さくし・さっきょく:みずこし けいこ
         またあえるね ときのかなたで    やわらかい そのまなざしでいつかむかえて
       きっとあえるね しんじてささえにしたい    わたしからみえるせかいはものくろーむ
       やみがおおうまち みおろすへやで    ふいにないてた ごめんね あいたくて
       このたいかいをさまよう こぶねにゆられているよう    どうしようもない おもいにふるえる    あいしてくれたぶんだけ さびしさをおいてゆくんだね    よびかけて そこにいるようでふりむく
           こんなわたしを いちばんしかりたいよね    そのすがたさがすひび まだものくろーむ
       あなたがいきていたかったきょうを    まどのむこうに あさはまたつれてくる
       このたいかいをただよう こぶねをきしにつけるのは    わたししかいない わたしのために    あいしてくれたあなたのねがいをかなえるためにも    いきること いつもありがとうをいえるひとで
       いきること あなたとかわしたえがおで