ナタリー

   作詞・作曲:水越 恵子 / 編曲:森園 勝敏

   古いカフェの隅
   彼の視線 急に
   遠く止まる
   そっと振り返れば
   無理に瞳そらす
   美しい女(ひと)

   彼があの日打ち明けた
   愛した女(ひと)
   私の身体中を
   今 ふるわせる

   ナタリーあなたね
   彼の中に 今でも
   住みつづける
   ナタリー 名前を
   知った日から こんな場面(とき)
   おそれていた ナタリー

   沈みこむ心
   人の笑い声に
   彼が気付く

   何も今は言わないで
   微笑みだけを
   彼女を忘れるまで
   待ちつづけるわ

   ナタリー 二人に
   どんな日々があっても
   かまわないの
   ナタリー お願い
   背中で祈ってるの
   どうか消えて
   ナタリー あなたのこと
   知らないふりをしたい
   私だから ナタリー …


     
ふるいかふぇのすみ かれのしせんきゅうに とおくとまる そっとふりかえれば むりにひとみそらす うつくしいひと
かれがあのひうちあけた あいしたひとは わたしのからだじゅうを いまふるわせる
なたりーあなたね かれのなかにいまでも すみつづける なたりーなまえを しったひからこんなとき おそれていたなたりー
しずみこむこころ ひとのわらいごえに かれがきずく
なにもいまはいわないで ほほえみだけを かのじょをわすれるまで まちつづけるわ
なたりーふたりに どんなひびがあっても かまわないの なたりーおねがい せなかでいのってるの どうかきえて なたりーあなたのこと しらないふりをしたい わたしだからなたりー