夏草の道

  作詞:竜 真知子 / 作曲:水越 恵子 / 編曲:小島 良喜

  かなしいくらい 好きだった
  だから 何も言えなくて
  気づかれないでいたかった
  あれは 過ぎた青春と 笑える日まで

    小雨のあとの河原は 滑りそうで
    黙ってふたり 足もと見つめ歩いた

    注意してたのに 足をすべらせた
    不器用な恋

  かなしいくらい 好きだった
  そうよ今も 変わらない
  あなたがとても まぶしくて
  私だけが 立ち止まる 夏草の道

    あなたの 好きな世界が わかりたくて
    同じ本を借りては 読んだあの頃

    いつかは 一緒に 歩いてゆこうと
    言って欲しくて

  かなしいくらい 好きだった
  会えるだけで 輝いた
  あなたと 生きてみたかった
  いのるように 見つめてた 夏草の道


           
かなしいくらいすきだった だからなにもいえなくて きづかれないでいたかった あれはすぎたせいしゅんとわらえるひまで
こさめのあとのかわらはすべりそうで だまってふたりあしもとみつめあるいた
ちゅういしてたのにあしをすべらせた ぶきようなこい
かなしいくらいすきだった そうよいまもかわらない あなたがとてもまぶしくて わたしだけがたちどまるなつくさのみち
あなたのすきなせかいがわかりたくて おんなじほんをかりてはよんだあのころ
いつかはいっしょにあるいてゆこうと いってほしくて
かなしいくらいすきだった あえるだけでかがやいた あなたといきてみたかった いのるようにみつめてた なつくさのみち