女のアリバイ

   作詞・作曲:水越 恵子 / 編曲:後藤 次利

   いつものコロンを吹きかけて通りを走りぬけ
   2つの鍵をつけたホルダー バッグから取り出す
   ドアを開ければ淑女に変わり
   遅くなったわとあなたの背中にすがる時
   目も肌も冷たく遠くを放浪(たび)しているけれど
   何も変わらないおだやかな言葉に
   胸なでおろすの

   いつものルージュをさしながらあなただけよと言う
   ゆれてる気持ちを隠すように濃いめにあでやかに
   2つ年下 わがままな彼は
   なぜか手をさしのべてしまいたくて
   今日のように雨の夜は
   下手なアリバイで飛び出してゆくのよ
   そして寂しがりやの目をして私を抱きしめるの

   ドアを開ければ淑女に変わり
   遅くなったわとあなたの背中にすがる時
   目も肌も冷たく遠くを放浪しているけれど
   何も変わらないおだやかな言葉に
   胸なでおろすの


                 
おんなのありばい
いつものころんをふきかけてとおりをはしりぬけ ふたつのかぎをつけたほるだーばっぐからとりだす どあをあければしゅくじょにかわり
おそくなったわとあなたのせなかにすがるとき めもはだもつめたくとおくをたびしているけれど なにもかわらないおだやかなことばにむねなでおろすの
いつものるーじゅをさしながらあなただけよとゆう ゆれてるきもちをかくすようにこいめにあでやかに ふたつとししたわがままなかれは
なぜかてをさしのべてしまいたくて きょうのようにあめのよは へたなありばいでとびだしてゆくのよ そしてさびしがりやのめをしてあたしをだきしめるの