幸せな昼下がり

   作詞・作曲:水越 恵子 / 編曲:船山 基紀

   ブラインドの細いすき間から
   夏草が心地良くゆれてる
   よそ見したとあなたおこるけど
   少しも進まない似顔絵

   今まで一度だって
   似てた事ないけど
   いつでも夢中になれる所がとても好きよ

   二人だけの楽しい昼下がり
   私は少し疲れたモデル

   哀しそうな目を演じながら
   吹き出しそうになっちゃうわ
   消しゴムの音ばかり響く
   今日はどんなふうにほめようかしら

   表の陽ざしが
   西にかたむきだしたわ
   並んで大きな黒い影を作りましょうよ

   言いかけて又 口をつぐむ
   真剣な目がみつめているの

   今まで一度だって
   似てた事ないけど
   いつでも夢中になれる所がとても好きよ

   二人だけの楽しい昼下がり
   私は少し疲れたモデル


           
しあわせなひるさがり
ぶらいんどのほそいすきまから なつくさがここちよくゆれてる よそみしたとあなたおこるけど すこしもすすまないにがおえ
いままでいちどだって にてたことないけど いつでもむちゅうになれるところがとてもすきよ
ふたりだけのたのしいひるさがり わたしはすこしつかれたもでる
かなしそうなめをえんじながら ふきだしそうになっちゃうわ けしごむのおとばかりひびく きょうはどんなふうにほめようかしら
おもてのひざしが にしにかたむきだしたわ ならんでおおきなくろいかげをつくりましょうよ
いいかけてまたくちをつぐむ しんけんなめがみつめているの
いままでいちどだって にてたことないけど いつでもむちゅうになれるところがとてもすきよ
ふたりだけのたのしいひるさがり わたしはすこしつかれたもでる