深夜族

   作詞・作曲:伊藤 薫 / 編曲:藤田 大土

   黄昏を吸い込んで 駆け出してみた
   坂をおりると 海が開いた
   コーヒーに誘われて サンダルばきで
   角を曲がると 陽が暮れていた
   街はいつでも 寝ぼけまなこで
   私 深夜族です

   渚には人もなく 波の音だけが
   星をかぞえて 砂に腰をかける
   街はいつでも 寝ぼけまなこで
   私 深夜族です

   朝もやにつつまれた 海岸線は
   うすぼんやりと浮かび上がった
   街はいつでも 寝ぼけまなこで
   私 深夜族です

   太陽が昇る頃 おやすみの時間
   街のざわめき 子守唄に聞いて


     
たそがれをすいこんでかけだしてみた さかをおりるとうみがひらいた こーひーにさそわれてさんだるばきで
かどをまがるとひがくれていった まちはいつでもねぼけまなこで わたししんやぞくです
なぎさにはひともなくなみのおとだけが ほしをかぞえてすなにこしをかける
あさもやにつつまれたかいがんせんは うすぼんやりとうかびあがった
たいようがのぼるころおやすみのじかん まちのざわめきこもりうたにきいて