草原に降る雨
作詞・作曲:水越 恵子
二人でいたあの日は
昔のような昨日のような
アルバムめくるように
辿り着いたこの草原
鉛色の空をあおいだ
体中を風はおおった
春に降る雨 手の平に落ちて
思い出が降り注いだ
愛したことも時が流れ過ぎ
懐かしさを連れてくる
二人は肩を並べ
萌える大地見つめていたね
笑顔でふり向けたのに
心濡らす草原に降る雨
一人で見る同じ風景
胸の奥に答えを知った
悔やむことなど少しもできない
6000日の暮らしは
失うよりも心に得たこと
あまりに多かったから
二人は寝ころびながら
続くはずの未来を話し
眩しい空に向かう
針葉樹は遠く高く揺れてた
六月の誕生日
大切に祝ってる
今があるから
二人になったあの日の
切なさも薄れてゆく
無理して忘れようと
しなくていい時は来るのね
アルバムこれで閉じよう
背を向けるの雨の草原
二人でいたあの日は
昔のような昨日のような・・・