少し前、恋だった。

  作詞・作曲:水越 恵子 / 編曲:坂下 秀実

   雲の波間すべるジェット便で
   つめ込んだ夏服と南へと
   真冬は東京へ置いて来たから
   少し前 恋だった島めざす
  
   あの夏があって
   あの人に逢って
   狂うように過ぎた日
   あの島を二人飛び立つ日
   夏はこなごなに散ったわ

   水着に砂を入れ逃げるあなた
   この私波の中つかりながら
   はずしたビキニを 空に振れば
   急に海 飛び込んできたあなた

   あの夏は今もアルバムの中で
   日差しごと ゆれてる
   幾月もまった なのにあの
   夏はもう二度と来ないの

   前よりももっと
   海が好き それを
   教えたの あなたが


           
くものなみますべるじぇっとびんで つめこんだなつふくとみなみへと まふゆはとうきょうへおいてきたから すこしまえこいだったしまめざす
あのなつがあって あのひとにあって くるうようにすぎたひ あのしまをふたりとびたつひ なつはこなごなにちったわ
みずぎにすなをいれにげるあなた このわたしなみのなかつかりながら はずしたびきにをそらにふれば きゅうにうみとびこんできたあなた
あのなつはいまもあるばむのなかで ひざしごとゆれてる いくつきもまったなのにあの なつはもうにどとこないの
まえよりももっと うみがすきそれを おしえたのあなたが