土壁のMaroc (まち)

  作詞・作曲:水越恵子 / 編曲:坂下秀実

  顔をおおう白いヴェール
  土壁のまちに
  思いもよらず一人 長く居ついた
  あまりにも 忘れたい事
  多すぎるせいね
  見知らぬ人の笑顔 それだけがいい

  はるかに見上げてる 赤い空の果て
  あなたの生きている 私の国がある

  カサブランカ ここはあなたの
  選んだオアシス
  二度とは戻らぬ訳 今も知らない
  ”つれに来て” 始めはそう
  思って暮らした

  混み合う市場の路地
  よく似た姿

  時が経つ程に 呆らめが増えて
  瞳の色さえも 変わってしまった
  変わってしまった


           
かおをおおうしろいう゛ぇーる つちかべのまちに おもいもよらずひとりながくいついた
あまりにもわすれたいこと おおすぎるせいね みしらぬひとのえがおそれだけがいい
はるかにみあげてるあかいそらのはて あなたのいきているわたしのくにがある
かさぶらんかここはあなたの えらんだおあしす にどとはもどらぬわけいまもしらない
つれにきてはじめはそう おもってくらした こみあういちばのろじ よくにたすがた
ときがたつほどにあきらめがふえて ひとみのいろさえもかわってしまった