海と少年

   作詞:伊藤 薫 / 作曲:水越 恵子 / 編曲:小笠原 寛

1. 少年は見ている ひざをかかえて
   夜明けの前から 海を見てる
   少年の想いは 海の彼方へ
   遠く遠くアメリカなんか越えて

    ボクが生まれる前ずっとずっと昔
    やっぱり海はここで笑っていたんだろうね
    少年の言葉は 波に消えた

2. 少年の想いは 指を伝って
   深く深く 海に沈む
   少年がうなずく 海の声を
   聞いた気がして 耳を澄ませている

  ☆ 外国船の汽笛ボーッボーッと鳴いて
     それでも海はいつも笑っていたんだろうね
     少年の涙は 砂に消えた

  ☆くり返し


                       
                 
うみとしょうねん
しょうねんはみているひざをかかえて よあけのまえからうみをみてる しょうねんのおもいはうみのかなたへ とおくとおくあめりかなんかこえて
ぼくがうまれるまえずっとずっとむかし やっぱりうみはここでわらっていたんだろうね しょうねんのことばはなみにきえた
しょうねんのおもいはゆびをつったて ふかくふかくうみにしずむ しょうねんがうなずくうみのこえを きいたきがしてみみをすませている
がいこくせんのきてきぼーっぼーっとないて それでもうみはいつもわらっていたんだろうね しょうねんのなみだはすなにきえた