朝やけのメモランダム

   作詞・作曲:水越 恵子 / 編曲:佐藤 準

   お化粧する この手が憎らしいの
   何もなかったように 鏡の前にいて
   背中で聞く あなたの同じ言葉
   ありあまる優しさ 持った女と
   遠方(とお)く広がる 朝やけ見てた
   抱きしめて 愛があるように
   あなたの吸う タバコが揉み消されて
   まるではかなすぎてる この愛をくゆらしてる

   サヨウナラが 何より恐いなんて
   私の思う事は みんなわかるのでしょう
   ほんの少し 私を勇気づけて
   安らぐ場所などと 出ていく前に
   窓を染め出す 朝やけの色
   またひとつ思い出がふえる
   髪に指に からまる甘い時間(とき)
   醒ますように 朝陽が訪れる この部屋に


                       
あさやけのめもらんだむ
おけしょうするこのてがにくらしいの なにもなかったようにかがみのまえにいて せなかできくあなたのおなじことば ありあまるやさしさもったおんなと
とおくひろがるあさやけみてた だきしめてあいがあるように あなたのすうたばこがもみけされて まるではかなすぎてるこのあいをくゆらしてる
さようならがなによりこわいなんて わたしのおもうことはみんなわかるのでしょう ほんのすこしわたしをゆうきづけて やすらぐばしょなどとでていくまえに
まどをそめだすあさやけのいろ またひとつおもいでがふえる かみにゆびにからまるあまいときを さますようにあさひがおとずれるこのへやに