波に寄せて

  作詞・作曲:水越 恵子 / 編曲:佐藤 準
   
  淋しくなるとこの海に来て
  夕暮れ待ちながら ただひとり
  あんな事もあったなんて
  波のひとつずつに思いめぐらす

  おだやかな波はまるで
  愛したあなたそのもの
  心を抱きかかえられ
  また 歩き出せるのね

  笑いあって 思いやって
  二人死ぬまで寄りそえたなら

  風にまかれて髪がほどける
  愛の仕草のひとつのように
  私の名を呼び捨てにして
  あなたの声が今すぎた気がした

  振りむきはしないけれど
  あなたに今もいいたい
  出逢えた事は
  私の大きな歴史だった

  笑いあって 思いやって
  二人死ぬまで寄りそえたなら
           寄りそえたなら


                       
なみによせて
さみしくなるとこのうみにきて ゆうぐれまちながらただひとり あんなこともあったなんて なみのひとつづつにおもいめぐらす
おだやかななみはまるで あいしたあなたそのもの こころをだきかかえられ またあるきだせるのね わらいあっておもいやって ふたりしぬまでよりそえたなら
かぜにまかれてかみがほどける あいのしぐさのひとつのように わたしのなをよびすてにして あなたのこえがいますぎたきがした
ふりむきはしないけれど あなたにいまもいいたい であえたことは わたしのおおきなれきしだった わらいあっておもいやって ふたりしぬまでよりそえたなら